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外壁塗装中に雨が降ってきたら?正しい対応策と工事への影響

日常ブログ塗装の豆知識 2025.09.19 (Fri) 更新

外壁塗装は住宅を長持ちさせるために欠かせないメンテナンスですが、実は天候に大きく左右される工事でもあります。特に「雨が降ってきたときの対応」は、多くのお客様が心配されるポイントです。

「ちゃんと工事できるの?」「今後の予定はどうなるの?」とお悩みはありませんか?

 

実際に雨の日は塗装ができません。

この記事では、外壁塗装中に雨が降った場合の対応策や注意点を詳しくご紹介します。

これから塗装工事を検討されている方や、現在工事中の方はぜひ参考にしてください。

 

外壁塗装は雨の日にできない理由

外壁塗装の最大の敵は「水分」です。塗料は乾燥して初めて強い塗膜を作りますが、雨が降ると次のような不具合が起こります。

▲塗料が流れてしまいムラになる

▲下地と塗料の密着力が低下し、早期剥がれの原因になる

▲仕上がりにシミやツヤのムラが出る

このようなトラブルは見た目だけでなく耐久性にも関わるため、基本的に雨の日に塗装作業はできません

 

★塗料に適した気候条件

塗料メーカーが定めている一般的な塗料の条件は、

・気温:5℃以上

・湿度:85%以下

・天気:雨、雪、強風でないとき

出典:アステックペイント

 

雨が降ってきたときの対応策

1. 作業を即中止する

   

一番大切なのは「無理に塗り続けない」ことです。

雨粒が塗料に混じると、表面が泡立ったり、塗膜が均一に形成されなくなってしまうため、塗装業者はすぐに作業を止めます。

2. 塗った直後の部分を点検

もし塗り終えた直後に雨に当たってしまった場合、その部分は再塗装が必要になることもあります。

プロの塗装業者は天気が回復した後に状態をチェックし、ムラや剥がれがないか確認したうえで適切に補修します。

3. 養生で建物を守る

外壁塗装では、あらかじめビニールやシートで窓や玄関などを養生しています。

雨が降ってきたときは、さらにブルーシートをかけて雨から外壁や足場を守ることもあります。完全ではありませんが、被害を最小限に抑えるための工夫です。

4. 工事日程を柔軟に調整

雨が長引く場合は、工事を一時中断し、天気が安定した日に再開します。

多少工期は延びますが、「仕上がり」と「長持ちする塗装」のためには必要な判断です。

 

雨の日でもできる外壁塗装関連の作業

外壁塗装は基本的に「雨の日は塗装作業ができない」ですが、だからといって工事全体が完全にストップするわけではありません。雨天でもできる作業は次のとおりです。

1. 養生作業

外壁塗装では、塗料が窓や玄関ドア、庭の設備などに付かないようにビニールやテープで保護します。

この「養生作業」は、塗装そのものではないため雨の日でも進められることがあります。

2. 足場の点検や補強

雨が降ると足場が滑りやすくなるため、安全のために点検・補強を行います。

これは作業員の安全確保にもつながる大切な工程です。

3. 下地処理(雨が弱い場合)

外壁のひび割れ補修やサビ落としなど、塗装前の下地処理の一部は雨が弱い場合でも可能です。

ただし、外壁が濡れていると補修材が付きにくいため、状況を見て判断します。

4. 工事計画の調整

雨の日は職人が工事スケジュールを見直し、晴れた日にどの工程を集中して行うかを考える大事な時間でもあります。

これにより工期の遅れを最小限に抑えることができます

 

雨が降った後に行うチェックポイント

塗装後に雨に当たってしまった箇所は、以下を重点的に確認します。

・表面に流れ跡がないか

・色の濃淡が不自然でないか

・塗膜がしっかり乾燥しているか

万が一問題があった場合は、部分的に塗り直すか、必要なら全面を再施工します。これにより品質を確保し、お客様にご満足いただける仕上がりに整えます。

 

雨が続いたときの工期の考え方

梅雨や秋雨、台風シーズンなどはどうしても工期が延びがちです。

「予定より長引くのは困る」と不安になるかもしれませんが、実は外壁塗装にとって一番大切なのは工期の短さではなく仕上がりの良さです。

短期間で終わっても、雨により不良施工となれば数年で塗膜が剥がれてしまい、結局は余計な出費につながってしまいます。

そのため優良業者ほど、天気を慎重に見極めて工事を進めるのです。

 

外壁塗装と天気予報の関係

信頼できる塗装業者は、工事前に必ず天気予報を確認し、雨のリスクが高い日は作業を避けます。

しかし、予報が外れて突然の夕立が来ることもあるため、その場合の対応力が重要になります。

サンテクペイントでは、

・天気予報のチェックを毎日徹底

・雨が予想される日は作業を無理に進めない

・急な雨があれば速やかに中止し、再塗装で品質を保証

といった体制で安心できる施工を行っています。

 

まとめ

外壁塗装中に雨が降った場合は、

・すぐに作業を中止する

・状態を確認し、必要に応じて補修や再塗装を行う

・工期が延びても品質を優先する

という対応が基本です。

「雨の日に工事は大丈夫?」と不安に思う方もいらっしゃいますが、しっかりとした業者であれば必ず適切に対応してくれます。

サンテクペイントでは、松本市・上田市・安曇野市など長野県中信・東信エリアを中心に、地域の気候を熟知した外壁塗装を行っています。

工事中の雨対策も徹底しておりますので、安心してご相談ください。

サンテクペイントでは現場調査~お見積り提出までです🌟

外壁・屋根塗装・リフォームをお考えの方は、まずはお気軽にご相談ください😊

 

記事をご覧いただき誠にありがとうございました。

これからも長野県松本市・安曇野市・上田市密着の外壁屋根塗装・リフォーム専門店「サンテクペイント」を

よろしくお願い申し上げます。

また、「サンテクペイント」では、松本市・安曇野市・上田市に限らず、塩尻市・佐久市・小諸市など、

長野県内の各地域へご訪問・ご対応をさせていただきます。

遠方にお住まいで店舗へのご来店が難しい方も、是非一度お気軽にご相談ください。

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この記事の監修者

エスラミ セイエッド 海都

外壁塗装・屋根塗装専門店
サンテクペイント松本店支店長

18歳で建築業界に入り、外壁塗装や屋根工事、防水・シーリング工事など、住まいを守る幅広い施工現場で経験を積んできました。現場でお客様と接する中で、「地域に根ざした安心できる塗装店が必要だ」と実感し、25歳で長野県松本市にサンテクペイントを設立。現在は上田市にも店舗を展開し、外壁塗装・屋根リフォームを中心に累計5,000棟以上の施工実績を誇ります。松本市や上田市は寒暖差や紫外線、積雪など建物への負担が大きい地域です。私たちはその土地特有の劣化症状に精通し、建物を長持ちさせる施工を行っています。また、「自社職人施工・自社足場」を徹底し、中間マージンを排除。営業から施工、アフターフォローまでワンストップで対応することで、お客様から「説明が分かりやすい」「安心して任せられる」と高い評価をいただいています。松本市・上田市を中心に、安心してリフォームを任せられる地域づくりを目指しています。