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ご自身のお家の外壁材、ご存知ですか?【モルタル外壁について】~長野県上田市・東御市・小諸市・佐久市の皆さんへ~

塗装の豆知識 2023.06.25 (Sun) 更新

長野県上田市の皆さんこんにちは。 
長野県上田市の外壁塗装&屋根塗装専門店の サンテクペイント です。   

本日ブログを執筆させていただきます、湯澤です🍊

 

皆さんのお家はどんな材質でできていますか?お家を建てる時こだわって建てられた方はご存知かもしれませんが、普段から気にするところでもないので、ご存知ない方も多いですね。

しかし「これから外壁塗装をしよう」と考えている方は是非ご自身のお家の素材に興味を持ってみてください。

外壁塗装は、素材によって施工方法や使用できる塗料も変わってきます。ご自身の外壁材が何か知らないと、悪徳業者に当たった時に足元を見られてめちゃくちゃな見積もりを出され、損な工事を強いられてしまう可能性もあります。

そんなことにならないように、ご自身の外壁は何が使われているのか、施工方法は何が適しているのかなど、知っておくと良いと思います。

今日は、モルタル外壁について皆さんにお話ししたいと思っています!

 

ー目次ー

◆モルタルとは

◆モルタルのメリット・デメリット

◆モルタル・コンクリート・セメントの違い

◆モルタル塗装の種類

◆モルタル塗装について

◆まとめ

 

 

モルタルとは・・・

 

セメント+砂+水=モルタル

モルタルってなんでしょう?

よく耳にするかと思いますが、実際にあどんなものかご存知の方は少ないかもしれません。

モルタルは、セメント・砂・水を混ぜてペースト状にした建築材料のことを指します。モルタルは柔らかいので、表面がが滑らかに仕上がり、外壁の下地やコンクリートの仕上げ材としても使われています。

現在外壁材として主流になっているのは、デザイン性が高く安価なサイディングパネルですが、1990年以前に多かったのは実はモルタルなんです。

モルタルは外壁材として使用されるだけではなく、床や目地、タイル貼りにも使用します。素人さんでも扱いやすいので、DIYでも需要が増えてきています。また、防水性が高いモルタルは、ベランダの床材としても、サッシを設置した際の隙間材としても使用することができます。

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モルタルのメリット・デメリット

〈メリット〉

①壁に目地ができない

現在主流になっているサイディングには、パネルとパネルの間で継ぎ目ができてしまいますが、もるたるは全体を埋めるので継ぎ目や隙間のないなめらかな表面に仕上がります。

②意匠性が高い

モルタルの外壁には、様々な仕上げ方お種類があり、質感・デザインもバリエーション豊富に創り出すことができます。職人が手作業で行うので、オリジナリティや特別感も出ますね。

③自分で補修可能

経年劣化でひび割れが発生したり、地震や台風などの災害で外壁が破損してしまった場合でも、モルタルは素人さんにも扱いやすく素材ですので、自分で補修することも比較的簡単です。

④不燃性 

モルタルの原料はセメントと、砂、水なので不燃性に長けています。火災の際にも有毒ガスを発することもないので安心安全で、地球環境にも優しい素材と言えます。

 

〈デメリット〉

①ひび割れしやすい 

経年劣化や地震や台風などの災害で、表面にひび割れが入りやすいというデメリットがあります。サイディングなどにはコーキングというゴムのような素材でできたコーキングを埋めた目地があり、ひび割れに追従することができますが、モルタルの場合は振動や衝撃には弱いのです。

しかし、〈誘発目地〉といってモルタルでもあえて目地を作りその目地にひび割れを誘発させることで、大きなひび割れや破損を抑制する作りになっているものもあります。

②工期が長い 

モルタルは左官職人さんが手作業で仕上げます。壁全体を手作業で行うので、工期はかなり長いです。また、モルタルはしっかり乾燥させる必要があります。天気にも左右されるので、かなり長くなってしまいます。

③職人の技術に仕上がりが左右される 

モルタルは職人が手作業で行うので、塗り方や技術の特徴が人によって異なります。経験が豊富で腕のある職人さんを選ばないと失敗してしまう可能性もあります。

 

モルタル・コンクリート・セメントの違い 

モルタルと同じような素材でコンクリートやセメントがあります。セメントは、クリンカ(石灰石と粘土を混ぜ焼いたもの)、石膏、珪石、酸化鉄が原料になっています。コンクリートのもととなっているのがセメントです。セメントに様々な素材を混ぜ込むことで、コンクリートやモルタルができます。

セメントの材料:クリンカ、石膏、酸化鉄

コンクリートの材料:セメント1+砂3+砂利+水

モルタルの材料:セメント1+砂3+水

 

モルタル塗装の種類

①リシン吹付

リシン壁は、表面が細かくザラザラしていて、細かく砕いた石とセメント、樹脂、塗料を混ぜて吹きつける仕上げ方です。

②スタッコ

石灰と水を原料にしたスタッコ材を暑く吹き付けるものがスタッコ壁です。スタッコ材を吹き付けたり、吹き付けた後ローラーで潰して重厚感のある壁質を作り上げることができます。

③吹付タイル

表面がなめらかに仕上がるのが吹き付けタイルです。専用のスプレーガンで広範囲に塗料を塗装し、ローラーやコテで整えていく方法です。

④左官仕上げ

左官職人がコテを使って仕上げる方法です。職人の腕と感性が問われる方法ですが、風合いのあるおしゃれなデザインに仕上げることができます。

 

モルタル塗装について

モルタル塗装で注意したい点は下塗り材です。

下塗り材は、シーラー・フィラー・プライマーがあります。

それぞれ機能はほとんど同じですが、使用する材質によって適したものを選ぶ必要があります。

シーラーやプライマーは塗膜が薄く、伸びが良い下地材ですので、サイディングに適しています。一方フィラーは粘り気があり、塗膜を厚く張ることができるので、モルタルの表面を整えるにはもってこいの下地材です。

モルタルにひび割れなどが発生している場合は微弾性フィラーという弾力のあるものを使用してあげると、ひび割れの進行を効果的に抑えることができます。

 

まとめ

モルタルは、そのオリジナリティあふれる意匠性や耐久性、または扱いやすさなどが魅力で、現在でも幅広く使用されています。

外壁がモルタル材だ!という方は、是非この記事を読んでいただいて、今後のメンテナンスなどに活かしてもらえたらと思います。

塗装やお家のことのご相談、お見積り依頼、点検依頼はいつでも無料で行っています。

気になっている方は是非おはやめにお問合せくださいね!

 

記事をご覧頂き誠にありがとうございました。

これからも長野県上田市密着の外壁塗装専門店「サンテクペイント」を

よろしくお願い申し上げます。

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