外壁塗装を検討する方、また外壁塗装の契約を済まされて、外壁の色に悩まれている方、人気のツートンカラーはお考えにありますか?
ツートンカラーは「おしゃれ」「かっこいい」「自分の個性が出せる」と言うイメージがあり、
反面、「色の組み合わせが難しい」「組み合わせが多すぎて、選びきれない」と、やや上級者向けに思える部分もあります。
こちらの記事で、外壁をツートンカラーにする際のポイントをお伝えいたします。
施工事例もご紹介しますので、参考にしてみてください。
外壁をツートンカラーにする最大の魅力は、「他の家にない個性を出せること」でしょう。
お家の外壁の多くが、白のみ、ベージュのみ、グレーのみといった単色であるため、2食以上の色の組み合わせによって自分のこだわりを表現することができます。
また、ツートンカラーといっても色の分け方は様々で、例えば、外壁全体は白だけどもベランダ周りだけ濃い色にしてみると、差し色的にお家全体が引き締まって見えます。
>>ツートンカラーに興味のある方は、こちらのブログもぜひお読みください
外壁をツートンカラーにするのは、
「自分だけのこだわりを出したい」
「短調な家にしたくない」
「せっかく塗り替えをするなら、愛せるポイントを増やしたい」
と言う方にオススメと言えるでしょう。
外壁塗装でのツートンカラー色選びのコツ
外壁をツートンカラーにしたい時、大変になるのが、色選びです。
単純に考えると、一色を選ぶよりも2倍時間がかかります。さらに、2色の組み合わせを考えていくと…、頭を悩ませてしまう人も少なくないでしょう。
でも大丈夫です!色の選び方にも「失敗しないためのコツ」があり、これに沿って選ぶことで失敗しない、そして時短の色選びができます。
失敗しないための色選び①
色を使いすぎない
家全体を見たときに、屋根、外壁、軒天、雨どい、玄関ドアなどが、5色〜6色にも別れてしまっていると、ガチャガチャとした印象になり、「こだわり」というより「乱雑」に思われてしまいます。
お家全体で使う色は多くとも4色まで。外壁の色は2色までとするようにしましょう。
失敗しないための色選び②
濃い色×濃い色は避ける
外壁2色のうち、どちらも濃い色を選んでしまうと、全体が暗い印象になってしまうほか、一色のみの場合とあまり差がつかず、ツートンカラーだからこそ出せるメリハリがなくなってしまいます。
ただし例外として、1階が濃い色、2階も濃い色、1階と2階の間にある帯板を薄い色にするなど、「セパレーションカラー」を用いる方法もあります。
オススメのツートンカラー組み合わせ①
白と好みの色
白はどんな色とも調和できるので、組み合わせを考える際の入り口は、「2階が白、1階が好きな色」から始めてみると、イメージをつかみやすいでしょう。
ただし、一口に白といってもいろんな種類がありますので、好みの色との組み合わせがより合うものを選ぶようにしましょう。
白って200色あるねん!!
オススメのツートンカラー組み合わせ②
同系色の濃色・淡色の組み合わせ
同系統の色の中から、濃い色、薄い色を選ぶのもオススメです。
「ダークグレーとライトグレー」
「モスグリーンとパステルグリーン」
など、ツートンカラー外壁のメリハリを生かせる選び方と言えるでしょう。
付帯部分の色の選び方
雨どいや破風、帯板といった付帯部分の色も、お家全体の印象を変える大事なポイントです。
次のいずれかのポイントから、皆様のお家に合ったものを、選ばれると良いでしょう。
・もともとの色に近い色にする
・窓枠の色と同じ色にする
・外壁と同じ色にする
外壁ツートンカラーについて
\地元外壁塗装専門店にいろいろ聞いてみたい!/
『1階:2階』だけじゃない。どこで塗り分ける?
ツートンカラーと聞くと、1階と2階の塗り分けをイメージされる方も多いかもしれませんが、それだけではありません。
色の組み合わせだけでなく、塗り分け方でもお家の印象は全く変わります。
そして、この塗り分け方にも、やはりオススメの塗り分け方がありますのでご紹介いたします。
オススメの塗り分け方①
王道の1階:2階
やはりよく見かけるのが、1階と2階の塗り分けです。シンプルかつ安定感のある印象になります。
オススメの塗り分け方②
ベランダなど出っ張った部分のみ分ける
1階と2階で塗り分ける時の比率が「50%:50%」だとすると、部分的に塗り分けるときは「80%:20%」。
差し色的に色を分けることで、全体が引き締まって見えるほか、出っ張った部分の色を変えることでより立体感のある印象となります。
オススメの塗り分け方③
縦で分ける
横ではなく、縦のツートンカラーは、より個性的に、おしゃれさが出るお家になります。またお家全体が高く見えると言う視覚効果もあります。
実際に見てみよう!ツートンカラーの外壁塗装の事例
サンテクペイントで実際に塗装工事を行った、ツートンカラー外壁のお家をご紹介いたします。
澄んだ明るい白と、落ち着いた印象のベージュ。
優しい色味の組み合わせを、帯板などの黒が引き締めて見せてくれています。
ベランダを1階と同色にするか、2階と同色するか…と悩まれていましたが、
カラーシミュレーションを見比べていただき、こちらの仕上がりをお選びいただきました!
立体感も出てメリハリのある色使いですね。
| 施工内容 |
シーリング工事付帯工事外壁塗装 |
| 価格 |
約90万円 |
| 工事期間 |
約1週間 |
| 工事プラン名 |
外壁塗装シリコンREVO1000 |
| 工事完了月 |
2022年2月 |
ライトクリーム×モカ
白系統の中でも、ライトクリームにすることで、好みのお色であるモカ色と調和のとれた
暖かみある色合いになりました。
付帯部の色はクールホワイトでまとめ、統一感があります。
元々が1色のお色だったこともあり、大きなイメージチェンジとなりました!
まるで新築を手に入れたような満足感、高揚感も、ツートンカラーならではです。
ライトベージュ×チョコレート
こちらも元々1色からツートンへの生まれ変わりです。
ベランダと玄関面のタイルは塗装を行わないため、この茶部分を活かすお色の組み合わせを試行錯誤しました。
屋根の色も大胆に変えたいというオーダーでしたので、屋根の赤、ベランダの茶とのバランスをとる色選びとなりました。
こちらも白ワントーンから鮮やかなツートンへの大幅イメージチェンジです!
ご趣味のガーデニングが映える素敵な色味です。
1階のチャコールグレーが窓枠の色と同系色なため、統一感が出ています。
これこそまるで新築のように思えますね。
| 施工内容 |
その他工事外壁塗装屋根塗装 |
| 価格 |
約210万円 |
| 工事期間 |
約2週間 |
| 工事プラン名 |
外壁塗装 パーフェクトトップ |
| 工事完了月 |
2020年4月 |
ナチュラルホワイト×チャコール
王道のモノトーンな組み合わせですが、ベランダの突き出た部分のみ塗り分けることで、
全体としてはシンプルに統一感のある印象。
ベランダ面を見るとスタイリッシュな印象の、見る角度によって印象の変わるオリジナルさ溢れる組み合わせとなりました。
ライトクリーム×ライムグリーン
グリーン系は爽やかでかわいい印象が出せます。
ライトクリームは組み合わせるのが濃色でも淡色でも調和してくれます。
まるでおしゃれなスイーツのようにも見えますね!
外壁が2色、その他の付帯部(窓枠、帯板、手すり、雨どい)が全て白の、計3色のみの構成なので、
シンプルさもあるところが、永く愛せるポイントになっていると思います。
| 施工内容 |
外壁塗装屋根塗装 |
| 価格 |
約167万円 |
| 工事期間 |
約3週間 |
| 工事プラン名 |
外壁・屋根塗装 遮熱プラン |
| 工事完了月 |
2021年7月 |
元々は、1階と2階のツートンだったお家が、縦に塗り分けるツートンに生まれ変わりました!
お色もまったく違う色を選ばれているところに、お客様のこだわりを感じます。
同系色の淡色と濃色を組み合わせる王道パターンで、まさに自分だけのお家にすることができています。
| 施工内容 |
外壁塗装屋根塗装防水工事 |
| 価格 |
約107万円 |
| 工事期間 |
20日間 |
| 工事プラン名 |
外壁塗装 タテイル2 |
| 工事完了月 |
2021年2月 |
外壁ツートンカラーについて
\地元外壁塗装専門店にいろいろ聞いてみたい!/
こんな選び方をある!色選びの様々なツール
大変に思える色選びにも、コツやポイントがあることがわかっていただけたと思います。
さらに、外壁塗装専門店に相談をすることで、様々なツールを使った色選びが可能です。
専門店ならではの色選びツール①
カラーシミュレーション
カラーシミュレーションは、塗料専門店が無料のシュミレーターをホームページ上で提供していたり、原始的な方法だと、施主様のお家の写真を切り抜き、塗り板に乗せて透かしてみるなどという方法もありますが、やはり塗装専門店の持っている「お客様のお家の写真で、細部まで細かく試せる」カラーシミュレーションを使わない手はありません。
実際サンテクペイントで行っているカラーシミュレーションは、施工を終えた施主様から「カラーシュミレーションの通りのイメージになった」「工事前にシミュレーションでイメージを見ておけてよかった」と、大変ご好評いただいております。
専門店ならではの色選びツール②
大きなサイズの塗り板
塗装工事が決まると、色選びのための色見本帳を施工店から渡されることもあるかと思いますが、小さな冊子の中のさらに小さな数センチほどの色見本では、実際に外壁等の大きな面積を塗ったときの印象とは異なって見えるため、できるだけA4サイズ以上の大きな塗り板でイメージを確認する必要があります。
専門店ならではの色選びツール③
自分の感性を軸に専門家に相談!
色選びのコツを様々お話ししましたが、ご自身の感性をまず信じてみると言うのもとても大切なことです。
「もともとこういう色の組み合わせにしたいと思っていた」「たまたま見かけた家が素敵だったので、それと同じイメージにしたい」「近所の家には、似た色の家が多いので、今回自分の家は少し変えた色にしたい」などお客様それぞれのご要望があるはずです。
その感性を軸に、我々専門家にご相談いただければ、過去の事例やシミュレーションからお勧めのパターンをご案内させていただきます。
3000棟を超える施工をしてきた私たちが、間違いないツートン外壁のお色選びをさせていただきます。