❄️ 冬の外壁劣化は“静かに進む”|春に後悔しないための外壁点検と対策
長野県では毎年、厳しい寒さと大きな寒暖差によって、
冬をきっかけに外壁の劣化が一気に進むお家がとても多くあります。
しかし実は、
冬の外壁劣化は目に見えにくく、
春になって初めて「え?こんなに傷んでいたの?」と気づく方が非常に多いのです。
今回は、
“冬は外壁が最も傷む季節”というプロの視点で、
春に後悔しないための冬の外壁チェックポイントと、
冬だからこそ必要なメンテナンスについて、わかりやすく詳しくお伝えしていきます。
📘 目次
1|冬の外壁はなぜ“静かに傷む”のか
冬に劣化が進む理由は、とてもシンプルです。
温度差+水分+乾燥
この3つが、外壁の内部で見えないダメージを生み続けるからです。
長野県の冬は…
・気温が氷点下になる
・朝晩の寒暖差が大きい
・乾燥しやすい
・風が強い
この環境下では、外壁は「縮み・膨張」を繰り返します。
するとどうなるか?
外壁材やコーキング材が引っ張られたり、縮んだりすることで、
表面からは見えない細かなヒビ(マイクロクラック)が発生します。
これが冬の劣化を早める“静かな破壊”です。
2|長野県の冬が外壁に与えるダメージの特徴
長野県特有の劣化ポイントは以下の3つです。
【1】凍害(とうがい)
長野県は凍結と融解を繰り返しやすい地域です。
外壁に入り込んだ水分が凍ると膨張し、
外壁内部を押し広げてしまいます。
これが続くと…
-
モルタルが膨れる
-
サイディングが割れる
-
表面の塗膜が剥がれる
という重大なダメージにつながります。
【2】急激な温度差による収縮
冬の朝は氷点下でも、日中は10℃近くまで上がることがあります。
つまり外壁は
“ギューッと縮んで → 一気に膨張”
を繰り返すため、ひび割れが一気に増えます。
【3】乾燥によるコーキング硬化
冬の長野県は湿度が低く、風が強い日も多いです。
コーキングは本来ゴムのように伸び縮みしますが…
乾燥によってゴムが硬くなり → 縮み → 割れる
という悪循環が起きます。
結果、
外壁とサイディングの隙間から水が侵入しやすくなる
という深刻な状態になります。
3|冬に増える外壁の劣化症状
冬に特に増える症状は以下のとおりです。
✔ マイクロクラック(細かいひび割れ)
表面には見えにくいのに、内部では劣化が進行しています。
触るとザラザラしていることが多いです。
✔ コーキングの硬化・縮み・ひび割れ
冬の乾燥によって一気に進行します。
放置すると最終的には「破断」という完全な裂けになります。
✔ サイディングの反り・浮き
寒暖差により外壁材が反る現象。
冬に多いのが特徴です。
✔ 霜や結露による塗膜の白化
「朝だけ白く見える」場合も要注意です。
✔ 雨漏りの初期症状(冬は意外と多い)
雨の量は少なくても、
結露や融雪水が侵入することで雨漏りが発生します。
4|冬の劣化が春に一気に表面化する理由
冬の劣化は“蓄積型”です。
冬の間は内部でダメージが進み、
春になって一気に表面に現れます。
よくある例:
・春になったら外壁が一気に白っぽくなった
・ひび割れが急に目立つようになった
・塗膜がベロッと剥がれた
・サイディングが反って影ができる
・雨漏りが突然発生した
これは、
冬に受けたダメージの“答え合わせ”が春に出るからです。
だからこそ冬の点検は非常に重要です。
5|冬に放置すると悪化しやすい部位
冬に特に劣化しやすく、
早めに対策すべき箇所をまとめると…
◆ 屋根の板金
強風で浮きやすい。
◆ 外壁の南面・西面
日中温まり、夜一気に冷えるため劣化が進む。
◆ コーキング
最も冬の影響を受ける部分。
◆ ベランダ・バルコニー
冬の結露 → 水が溜まり → 雨漏りに繋がりやすい。
◆ モルタル外壁
凍害による膨れ・剥離に注意。
6|今すぐできる冬の外壁セルフチェック
冬の間に自分で確認できる項目です。
✔ 外壁に細かいひびがないか
特に窓周りをチェック。
✔ コーキングが硬くなっていないか
爪で押してみて、全然へこまない場合は硬化が進んでいます。
✔ 外壁が白っぽく粉がつかないか
冬でもチョーキングは進みます。
✔ サイディングの反り・浮き
影ができている場合は要注意。
✔ 霜がつきやすい面(北側)の状態
冬のダメージを最も受けやすいのは北面です。
7|冬だからこそ塗装・補修を考えるべき理由
「冬は塗装ができない」という誤解を持つ方が多いですが、
実際は冬だからこそおすすめできる理由がたくさんあります。
① 劣化の “起点” を止められる
冬に発生した細かい劣化を放置すると、
春から一気に悪化します。
② 凍害を早期に食い止められる
凍害が進むと外壁の交換レベルになることも…。
早めの補修で費用を抑えられます。
③ 春の混雑前に工事ができる
春は塗装の繁忙期です。
冬に動くと希望日で施工しやすくなります。
④ 自社足場だから冬場でも迅速対応
サンテクペイントなら、
足場を外注しないため、
冬場でも最短の日程で工事が可能です。
8|冬の塗装のメリット
冬は実は塗装品質が安定しやすい季節でもあります。
✔ 湿度が低く、塗膜が安定しやすい
カビも発生しにくい。
✔ 施工スケジュールが組みやすい
春・秋の混雑を避けられる。
✔ 熱による塗膜の膨れが起きにくい
夏よりトラブルが少ない。
9|冬の塗装で注意すべき3つのポイント(プロの技術)
【1】気温5℃以上を厳守
冬は塗料の硬化に影響が出やすいため、
温度管理が最重要。
【2】日照時間を計算した工程管理
冬は日没が早いため、
プロは「今日はここまで」というラインをしっかり見極めます。
【3】乾燥時間を夏の1.5〜2倍確保
急いで塗る業者はダメ施工を引き起こします。
サンテクペイントでは
メーカー規定×冬の気温×湿度
をもとに適切な乾燥時間を管理しています。
10|まとめ:冬は家の“健康診断”のタイミング
冬は外壁が最も傷む季節。
しかし、劣化が表面に見えにくいため、
春になってから「もっと早く見てもらえばよかった…」と
後悔する方が本当に多いです。
だからこそ、
冬のうちに外壁の状態を知っておくこと
が大切です。
サンテクペイントでは、
長野県の気候に合わせた冬専用の点検方法で、
外壁の劣化をしっかり確認させていただいています。
お気軽にご相談ください。
お家の状態を正しく見極め、春に後悔しないためのご提案をさせていただきます。
サンテクペイントでは現場調査~お見積り提出まで
です🌟
外壁・屋根塗装・リフォームをお考えの方は、まずはお気軽にご相談ください😊
記事をご覧いただき誠にありがとうございました。
これからも長野県松本市・上田市密着の外壁屋根塗装・リフォーム専門店「サンテクペイント」を
よろしくお願い申し上げます。
また、「サンテクペイント」では、松本市・上田市に限らず、安曇野市・塩尻市・佐久市・小諸市など、
長野県内の各地域へご訪問・ご対応をさせていただきます。
遠方にお住まいで店舗へのご来店が難しい方も、是非一度お気軽にご相談ください。
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