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外壁シリーズ~完~【漆喰】

2021.09.01 (Wed) 更新

こんにちは。
長野県上田市の外壁塗装&屋根塗装専門店の サンテクペイント です。

 

本日は、【 漆喰 】についてお伝えさせて頂きます。

今回、外壁シリーズラストです!最後は漆喰についてです。漆喰がどんなものなのかと、漆喰のメリット・デメリット、漆喰のメンテナンス方法について紹介していきます。

漆喰とは

漆喰は、水酸化カルシウムと炭酸カルシウムが主な成分の建材です。古くから外壁材として使われており、姫路城の外壁や倉敷の土蔵などで使用されています。空気中の二酸化炭素と反応して固まる性質があり、100年以上の歳月をかけて石灰石に戻っていきます。

 

漆喰のメリット

耐久年数が長い

漆喰は、二酸化炭素を吸収しながら徐々に硬化していき、長い年月が経過すると非常に硬くなります。そのため、100年以上の耐久年数があります。しかし、定期的なメンテナンスが必要です。

 

調湿効果

漆喰の表面は、目に見えないほど小さな穴が無数に空いています。この穴は、過剰な湿気を吸収する役割と、湿気が低い場合に水分を放出する役割があるので、湿度が一定にコントロールされます。湿度が高くならないので、カビやダニを抑制する効果も期待できます。

 

消臭効果

漆喰は、強アルカリ性殺菌作用が高く、臭いの原因となる細菌を分解するので、高い消臭効果があります。

 

防火性が高い

漆喰の主成分である水酸化カルシウムは、硬化すると原料の石灰岩へ戻っていく性質があります。石灰岩は、無機物なので非常に燃えづらい性質があり、炎に晒されても有害な物質が発生しません。

 

シックハウス症候群に対して有効

漆喰が固まっていく過程で、シックハウス症候群の主な原因であるホルムアルデヒドを吸収して分解します。そのため、シックハウス症候群に対して非常に有効です。

ホルムアルデヒドは家具や建築資材などから少しずつ室内に放散されます。 このホルムアルデヒドに汚染された室内に人がいると目や気道に刺激を感じることがあり、高い濃度では呼吸困難などを起すことがあります。

 

 

漆喰のデメリット

工期が長く施工料金が高い

漆喰は、塗って乾燥する工程を手作業で何度も繰り返すため、現在主流のサイディングよりも工期が長く施工料金が高くなります。

 

施工直後の臭い

施工後の1~2週間は、自然素材特有の臭いが発生します。

 

ひび割れが起こる可能性

下地の状態や建物の揺れによってひび割れが起こる可能性があります。

 

 

漆喰のメンテナンス方法

汚れを落とす

簡単な汚れは、消しゴムや水洗いで落とすことができます。それでも落ちない汚れは、塩素系漂白剤を使って汚れを落とします。酸性の洗剤は、漆喰を傷めるので注意が必要です。

 

部分的な補修

小さな傷であれば、ホームセンターなどで補修用品が売っているので、DIYで補修することができます。800円前後のものが多く、安価で手軽に補修することができます。大きな傷がある部分は、業者に依頼して補修してもらう必要があります。

 

 

今回は漆喰について紹介させていただきました。外壁シリーズも今回で最後です!今回の漆喰や今までの外壁についてのブログをご覧いただき、ぜひ興味を持っていただけると幸いです。また、弊社のブログを読んだ方が住むお家の屋根・外壁塗装について少しでも考えるきっかけになればいいなと思います!

ぜひ屋根や外壁の塗装について考えている方、気軽にお問い合わせください!

 

 

 

 

記事をご覧頂き誠にありがとうございました。

これからも長野県上田市密着の外壁塗装専門店「サンテクペイント」を

よろしくお願い申し上げます。

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