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屋根シリーズ3【ガルバリウム】

塗装の豆知識 2021.09.26 (Sun) 更新

こんにちは。
長野県上田市の外壁塗装&屋根塗装専門店の サンテクペイント です。

 

本日は、【 ガルバリウム 】についてお伝えさせて頂きます。

ガルバリウム鋼板は、カバー工法でよく用いられる屋根材です。

今回は、ガルバリウム鋼板の特徴と、メリット・デメリット、劣化症状などについて紹介していきます。

ガルバリウム鋼板とは

ガルバリウム鋼板は、アルミニウムと亜鉛を主な原料にした金属板で、屋根材としては、カバー工法で用いられることが多いです。

 

ガルバリウム鋼板のメリット・デメリット

メリット

・さびにくい

金属の建材の中では、非常にサビに強いです。しかし、傷が発生した場合や、海が近いなどの立地条件によってはサビが発生します。

 

・耐震性が高い

ガルバリウム鋼板の重量は、日本瓦の8分の1程度、スレート屋根の3分の1程度で非常に軽いです。そのため、地震の揺れによる影響を受けづらく、耐震性が高い特徴があります。

 

・耐久性が高い

耐用年数が25~30年程度あり、耐久性が高い特徴があります。同じ金属屋根のトタンの耐用年数は、10~20年程度です。

 

・屋根勾配が緩くても設置できる

水はけがいいので、スレートや瓦よりも緩い勾配で設置が可能です。

 

デメリット

・防音性が低い

ガルバリウム鋼板は薄いため、音や振動が伝わりやすい特徴があります。特に、屋根勾配が緩い場合は、雨音が響きやすいので注意が必要です。しかし、カバー工法は既存の屋根に新しい屋根をかぶせるので、雨音が響くことはありません。

 

・遮熱性が低い

ガルバリウム鋼板は薄いので遮熱性能がなく、熱伝導率が高い特徴があります。そのため、夏は屋根が熱くなって、室内温度が上がりやすいです。そのため、断熱材の設置や遮熱塗料で施工することが多いです。

 

劣化症状

サビ

ガルバリウム鋼板は、サビにくい建材ですが、塗装の劣化や傷、塩害によってサビが発生します。また、他の金属や木材と接触すると劣化する「接触腐食」が起こる場合があります。接触腐食は、金属との接触で発生する場合は、電位によって電子が流れることが原因です。木材との接触で発生する場合は、木材の木酢液が原因で腐食が起こります。

 

色あせ

雨風などに晒されると、経年劣化で色あせが発生します。

 

ガルバリウム鋼板について知っていただけましたか?今までにもトタン屋根スレート屋根についても紹介しているのでぜひ読んでみてください!

 

 

記事をご覧頂き誠にありがとうございました。

これからも長野県上田市密着の外壁塗装専門店「サンテクペイント」を

よろしくお願い申し上げます。

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