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雨樋の塗装は必要?~劣化のサイン・塗装の必要性と補修方法~

塗装の豆知識 2022.03.20 (Sun) 更新

長野県上田市の皆さんこんにちは。
長野県上田市の外壁塗装&屋根塗装専門店の サンテクペイント です。

本日は、「雨樋」についてご紹介させていただきます。

皆さんは雨樋と聞いて、建物のどこの部分か分かりますか?また何の為についていてどんな役割を果たしているのかご存知ですか?

今日は、どこの建物にもだいたいついている雨樋、けれどもあまり知られていない雨樋の劣化のサイン・メンテナンスの必要性・補修方法をご紹介させていただきたいと思います。

雨樋の材質・種類

長野県 上田市 外壁塗装 屋根塗装

雨樋はどんな材質でできているのでしょうか?

様々な材質の雨樋があります。材質ごとの特徴を見ていきましょう。

材質 特徴
塩化ビニール樹脂 現在雨樋材として最も普及しているのが塩ビと言われるこの塩化ビニール樹脂です。安価ですが劣化とともに破損しやすくなるデメリットがあります。
ガルバリウム鋼板 非常に錆びにくく、軽い金属です。外壁材や屋根材としても人気が出てきている材質です。
アルミニウムステンレス 金属でありながら錆びにくいのが特徴です。
銅の光沢が美しいです。しかし強い酸性雨などにさらされた場合穴が開いてしまうことがあります。

また、雨樋には形にも種類があります。

よく見る一般的なものが丸型で、昔から愛される自然なデザインです。和風の建物に多く、価格もリーズナブルです。

都会の建物に多いのが箱型(角型)という形のです。雨樋と外壁の距離が近い場合に使われることが多い雨樋です。丸型よりも多くの水を流すことができます。

その他にも、雨樋の機能を果たしながら、存在感を出さないよう軒先に包まれるように設置されているものや、一体化になったもの、積雪時に雨樋がダメージを受けないように対策された雨樋なども存在します。

雨樋が破損してしまう原因

長野県 上田市 外壁塗装 屋根塗装

雨樋は屋根の軒先に取り付けられている分、屋根同様過酷な環境下に置かれています。その雨樋が破損してしまう原因は主に4つです。

築15年以上使用し続けることによる経年劣化

多くのお家で使用されている塩化ビニルや合成樹脂の雨樋には柔軟性を持たせるために可塑剤(かそざい)が含まれています。その可塑剤は太陽光や雨水に晒され続けると染み出てしまい、徐々に柔軟性のない硬い雨樋になってしまいます。すると少しの負荷でも割れて破損してしまいます。

金属素材の雨樋も半永久的に使用できるわけではありません。表面被膜が劣化したり、傷ついたりするとその部分から錆が発生し、進行して穴が開いたり腐食を起こします。

台風などの自然災害

雨樋が破損する原因として台風やひょう、積雪といった自然災害が考えられます。突発的な自然災害は普段の生活ではびくともしない雨樋も破壊してしまう威力があるため、塗装メンテナンスを行っていても破損してしまう可能性が高くなります。

雨樋に負荷がかかり続けている

雨樋に負荷がかかり続けていることも破損の原因になります。例として、木々が生い茂っている施設が近くにあるお家では、雨樋に落ち葉や土がたまりやすくなります。すると雨樋を流れるはずの雨水が土などに吸われ重たくなり、排水がままならない状態になってしまいます。雨樋の機能を果たせていない状態は破損する可能性も高くなるので、定期的な清掃などを行い雨樋をキレイな状態に保つことが大切です。

間違った施工方法

最後の原因は施工方法です。雨樋は雨水を軒樋(のきどい)から集水器を通過させ竪樋(たてどい)へと流していきます。そのためには軒樋に傾斜をつけて取り付けなければなりませんが、傾斜が不十分だと排水がスムーズに行われません。

また、雨樋用ボンド・接着剤の多用も危険です。ズレが生じると部材間に隙間ができ、雨水が漏れ出てしまうことがあります。このようなトラブルを一時的に改善するためにボンドや接着剤を使用しますが、同時に雨樋の柔軟性を生かせず割れやすくなってしまいます。

雨樋の塗装の必要性

基本的には、雨樋の不具合は塗装で解決することはできません。雨樋塗装の目的は「美観」と考えてください。もともと丈夫な材質でつくられている雨樋は耐久性が高いので、塗装をする必要がないようにできています。

しかし、いくら耐久性が高いと言っても永久的に綺麗な状態を保てるわけではありません。時間が経つにつれて色褪せてきたりして古びた感じが出てきます。そのため塗装で美観を保つ必要があります。

雨樋の補修・塗装方法

雨樋の塗装は外壁や屋根と同じランクの塗料を使用すると耐久性が高く美観を長年保つことができます。

塗装する場合は、まず洗浄で古い塗膜や汚れを落とし、落としきれないサビなどをサンドペーパなどで削り落とすケレン作業を行います。

その後、塗料を「下塗り」「上塗り」の2工程で塗装します。

破損している場合は交換することをオススメします。雨樋は、物によっては塗装をするより交換した方が安いものもあります。

皆さんのお家の雨樋はどんな状況ですか?

始めに言った通り、雨樋はお家を守り、私たちの生活に関わる部分です。屋根や外壁のメンテナンスが必要なように、雨樋にもメンテナンスが必要です。

弊社ではお客様のお家の無料診断を行っています。屋根・外壁の劣化具合や雨樋などの付帯部のメンテナンスをぜひこの機会にご検討してみてはどうでしょうか。

 

 

記事をご覧頂き誠にありがとうございました。

これからも長野県上田市密着の外壁塗装・屋根塗装専門店「サンテクペイント」を

よろしくお願い申し上げます。

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