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意外と大切な高圧洗浄の知識【塗装工事を検討中の方必見です!】

塗装の豆知識 2022.05.20 (Fri) 更新

長野県上田市の皆さんこんにちは。 
長野県上田市の外壁塗装&屋根塗装専門店の サンテクペイント です。   

本日ブログを執筆させていただきます、事務担当の湯澤です🍊

外壁や屋根の汚れを協力な水圧で洗い流す「高圧洗浄」は塗装工事の中では絶対に欠かせない大切な作業です。

しかし「汚れを落として外壁や屋根を綺麗にするためだけなら高圧洗浄はいらないんじゃない?」と思う方も多いです。

飛散防止のシートをしますが、水しぶきが飛び周辺も水浸しになり、時には近隣のお宅にも水しぶきが飛んでしまうこともあります。

そこまでして、高圧洗浄をやる必要はあるのでしょうか?

もちろん、あるんです!

今日は高圧洗浄がなぜそんなに大切なのか、高圧洗浄に関する知識をお伝えしていきます。

 

塗装工事にはなぜ高圧洗浄が必要なのか

建物の大きさによって数万円も費用が掛かる高圧洗浄ですが、実は非常に重要な役割を担っているんです。

昔は電動の高圧洗浄機はありませんでしたので、外壁や屋根洗浄専用の機械がなくても手作業で行うことはできました。

しかし、時代も進化し、塗装工事において専用の機械を使用いした高圧洗浄は必要不可欠な作業になりました。

*塗料の密着性を向上させる

外壁や屋根の表面に塗装してできた塗膜は、毎日屋外で紫外線・雨風・排気ガスなどにさらされているので、年月が経つとともに耐久性は劣化していきます。

劣化した場合は、そのままぼろっと丸ごと剥がれたりするわけではなく、少しずつ粉化(チョーキング)していきます。チョーキングは外壁の塗料に防水性がなくなり塗料が浮いてしまっている状態で、手で触れると塗料が付着します。このように劣化が始まったらはやめのメンテナンスが必要です。

メンテナンスの際、もしチョーキングが発生している外壁の上からそのまま塗料を塗ったらどうなってしまうでしょう?塗料が全く素材に密着することができず、数か月で塗膜は剥がれてしまうでしょう。

つまり、高圧洗浄は塗料がしっかりと塗料の機能性を発揮できる環境(下地)を作るために古い塗膜や汚れ・カビや苔を除去するという役割があるのです。

🐶高圧洗浄の豆知識

高圧洗浄機はわたしたちの想像をはるかに超えて高圧なものもあります。

高圧洗浄の水は人の身体を貫通させるほどの威力があり、実際に死亡事故なども発生しています。

とても危険な道具で取り扱いには十分な注意が必要です。

しかしこの威力で洗浄を行えば、たちまち外壁はピカピカになりますね。

 

高圧洗浄の費用相場について

塗装工事における高圧洗浄の単価相場は外壁・屋根ともに1㎡あたり100~300円です。

洗浄の仕方は特に関係なく、バイオ洗浄だとしてもこの相場内に収まります。

洗浄する外壁の面積がいぽ案的な住宅の100㎡~120㎡だとすると、ひとつの工事あたりの高圧洗浄の総費用は安くて10,000円、高くて36,000円となります。

この通り。高圧洗浄は高額で中には50万円以上するものもあります。

しかし、ある業者は高圧洗浄を「無料サービス」と言ってお客様を集めていましたが、これはあり得ません。本来かかるはずの費用が無料になるということなので、もし無料サービスですと言われたら、無料になる経緯を納得できるものか確認しましょう。

 

高圧洗浄の基礎知識

塗料をしっかりと素材に密着させるためには、ごみや古い塗膜を除去する高圧洗浄が非常に大切だということはお分かりいただけたと思います。

今度は高圧洗浄の基礎知識をお伝えします。

①高圧洗浄は48時間の乾燥期間が必要

高圧洗浄はもちろん水なので、乾燥させてから塗装をしないと後から塗膜の膨れが発生してしまう可能性があります。

季節にもよりますが最低でも24時間、できれば48時間あけた方が良いと考えましょう。

外壁に水分が残ったまま塗装に移ってしまうと、仕上がりあとに塗膜の不具合が発生し、塗装が剥がれたり気泡がせきたりして早期劣化を起こしてしまう可能性が大きいです。

②高圧洗浄だけで対応できない汚れもある

高圧洗浄だけですべての汚れを落としきれるわけではありません。

高圧洗浄で落ちなかった汚れは、職人が手作業で薬剤などを用いて落とすなどの作業を行います。塗膜に剥がれなどが発生している箇所は高圧洗浄だけでなく、ケレン作業といってきんぞくのへらなどでこすって完全に除去する作業が重要になります。

そして外壁にしっかりと塗料を密着させるには、プライマー・フィラー・シーラーといった密着性を高める下地材を塗ります。

 

③劣化しているコーキングの補修を先に行う

本来塗装工事の工程としては、高圧洗浄→下地処理→コーキング→塗装ですが、コーキングが劣化している場合は高圧洗浄によって建物にダメージを与えてしまう可能性もあります。

このような場合には、補修を先に行って、そのあと高圧洗浄を行います。

 

④高圧洗浄で使用した水道代は家主負担か?

結論からお伝えすると水道代は家主負担です。

朝から夕方まで10時間かかるとして高圧洗浄を行ったとします。使用する水道調は1時間で600リットルほどですので、10時間では6000リットルほどになります。

一見すると大量の水が高圧洗浄で使用されるようにかんじますが、意外にも水道代自体はそこまで高額になりません。

 

④バイオ洗浄と高圧洗浄の違い

高圧洗浄は通常水のみですが、バイオという洗剤を混ぜて行うものもあります。

バイオ洗浄の場合細菌を分解するので、汚れが落ちやすく匂いを抑える効果もあります。人体に悪影響もありませんので、おすすめです。

 

まとめ

塗装工事のひとつの作業である高圧洗浄は、ただ水で汚れを落とすだけでそこまで必要性はないと考える方も大勢いらっしゃいますが、実はとても重要な工程で塗装をしていくうえで欠かせないものになります。

高圧洗浄の方法次第で業者も変わってくるほど重要なポイントになってきます。

このブログで少しでも高圧洗浄に対して知識を深めていただいて、今後の塗装工事に活かしていただきたいなと思います。

 

 

記事をご覧頂き誠にありがとうございました。

これからも長野県上田市密着の外壁塗装・屋根塗装専門店「サンテクペイント」を

よろしくお願い申し上げます。

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