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長野県上田市で塗装工事を検討されている方へ~注意すべきポイント②工事の工程~

塗装の豆知識 2022.11.12 (Sat) 更新

長野県上田市の皆さんこんにちは。 
長野県上田市の外壁塗装&屋根塗装専門店の サンテクペイント です。 

本日ブログを執筆させていただきます、事務担当の湯澤です🍊

 

塗装工事を検討されている方の中で初めての方は、

💭どんな業者を選んだら良いのか

💭どのくらいの値段が相場なのか

💭どんな工事をするのか

など分からない事がたくさんあると思います。

 

工事を行うにあたって、このように分からないことをそのままにして契約してしまうと、後々後悔する結果になってしまったり工事の失敗を招いてしまう可能性があります。

塗装工事には大きなお金がかかりますので、検討される際にはある程度工事のことを理解してから臨む必要があります。

 

前回のブログでは、初めての塗装工事を検討されている方向けに「保証について」お話させていただきました。保証は塗装工事の中でもとても重要になってくるポイントですので、是非そちらもご覧ください!

塗装工事のポイント①【保証について】

今日のブログでは、塗装工事の工程についてお話させていただきます。施主様のお家の材質や劣化状態によって補修方法や工程は異なることがあります。

また、決められた工程の順で決められた施工方法で行う塗装工事のはずが、手順を省いて行ったり、正しい補修を行わない業者も中にはあります。

塗装工事は決められた施工方法で行わなければ早期劣化や施工不良の原因となってしまいますので、正しい施工方法をご理解いただいて業者選びにも役立てていただければ幸いです✨

 

塗装工事の正しい工程を知っておきましょう!

まずは工程の順番と塗装工事にかかるおおまかな日数です。

下地処理や下地調整、塗装の日数はお家の大きさやお家の素材、劣化状態によってかなり変動しますので、ご注意ください。

①近隣ご挨拶(1日目)

②足場架け(2日目)

③高圧洗浄(3日目)

④下地処理・補修など(4日目)

⑤下地調整・養生(5日目)

⑥塗装ー下塗り(6日目)

⑦塗装ー中塗り(7日目)

⑧塗装ー上塗り(8日目)

⑨タッチアップ・点検(9日目)

⑩足場解体(10日目)

 

👇それぞれの工程ごとにどのような作業を行うかご説明いたします。

①近隣ご挨拶

塗装工事を行ううえで近隣のお客様へのご挨拶は欠かせません。隣接しているお家がなくてもトラックの通行や足場架け、解体の際の騒音、塗料の匂いなどで迷惑をかけてしまう可能性も十分あります。ご挨拶をせず工事をしてトラブルになってしまうという事例もあるようですので、必ず工事前に近隣住宅のお客様へのご挨拶を行うようにしましょう。

基本的には、業者が近隣の方へ挨拶に伺いますが、お客様が同行されるか否かはお客様の判断で結構です。またお客様が業者とは別でご挨拶に行かれたらとても丁寧ですし、もちろん業者と同行でも直接ご挨拶ができる点では安心できます。

②足場架設

契約後はお客様と綿密に打ち合わせを行い不備のないよう準備を行います。工事の最初の作業は足場架設となります。

足場はお家の大きさや塗装する箇所によって屋根の上やウッドデッキの上などにも架ける可能性があります。

足場にはメッシュシート(飛散防止シートなどとも呼ばれます)と言って高圧洗浄の汚水や塗料が他所へ飛び散らないようにする養生の役割を果たすシートもはります。塗装工事にはほとんどの場合足場が必要です。

③高圧洗浄

外壁や屋根は紫外線や雨風、排気ガスの影響を受け汚れ、劣化しています。このような汚れや古い塗膜を除去してから塗装を行わないと、新しい塗料が密着することができず、施工不良や剥がれを起こす原因になりますので、塗装前処理のとても大切な工程と言えます。洗浄で落とせきれない汚れなどはブラシや専用の洗剤を使用して丁寧に除去していきます。また、劣化具合によっては高圧洗浄を当ててしまうと破損してしまう可能性がありますので、そのような場合は離れた場所から高圧洗浄を行うか、手作業で汚れを除去する方法になります。

高圧洗浄には主に水の圧力のみで行う「高圧洗浄」と、洗剤を使用する「バイオ洗浄」の2種類があります。

ほとんどの汚れやカビ、苔や塗膜は水のみの高圧洗浄で落とすことが可能ですが、湿気の多いお家などでは苔や藻が水だけではなかなか除去できない場合があるので、そういった場合にはバイオ洗浄を使用すると良いでしょう。

もちろん高圧洗浄とバイオ洗浄とでは工程も変わります。また単価も倍近く変わりますので、どちらが良いかは業者と信頼できる業者と相談をして決定するようにしましょう。

※洗浄の際はお家の水道を使用させていただきます。汚水が飛散しますのでお洗濯物は必ず室内干しにしていただきます。

④下地処理・補修

下地処理は基本的には補修です。ひび割れや剥がれ、コーキングの劣化の補修を行います。

サイディングやモルタルなどの小さなひび割れなどはコーキングを使用して隙間を埋めていきます。稀に電動サンダーなどで隙間をV字にカットしそこにコーキングを埋め込む業者さんもいらっしゃいますが、周辺の劣化の状態によっては劣化を広めてしまう可能性がありますので、あまり推奨はしません。モルタルや漆喰の剥がれなどにはパテを使用して補修することが多いです。コーキングもパテの補修を基本的に密着性を高めるプライマーを塗布してから行います。コーキングの劣化は程度によりますが、コーキング表面のひび割れや断裂のみであれば増し打ち、打ち替えを行います。内部のボンドブレーカーまで劣化している場合にはボンドブレーカーから交換(張り替え)になります。

⑤下地調整・養生

補修が終わったらいよいよ塗装の準備です。鉄部や木部はケレン作業といってサビを落としたり、塗面を削って密着性を高める作業を行います。

また養生は塗装をしない箇所に塗料が付着するのを防ぐためにビニールシートやマスキングテープで覆っていく作業です。コーキングなどはマスキングテープの養生が雑になってしまうと、仕上がりまで雑になってしまうので、丁寧に行わなければなりません。

他に養生を行う箇所は、エアコンの室外機や植栽、バイクや車などがあります。

💡ポイント

業者からしたら「ここは養生は必要ない」と判断する箇所でも、お客様からしたら塗料が付着したら困る箇所かもしれません。

塗料が付着して困る箇所があれば業者に必ず相談するようにしましょう。

⑥塗装ー下塗り

ここからは塗装の工程です。塗装の工程は基本的に「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3工程です。下塗りはこの3工程の中でも一番大切な作業になります。

下塗りには主にフィラーやシーラー、プライマーといったものを使用します。下塗りを行うことで、上塗り塗料の密着性を高めることができ、丈夫で安定した塗膜を形成することができ、塗料の機能性を十分に発揮することに繋がります。

最近増加している「悪徳業者」と言われる業者の中には、この一番重要な下塗りを省いて工事を行うところもありますので、大幅な値引きがあったり、工事中の進捗報告が写真や動画でない場合は注意する必要があります。

⑦塗装ー中塗り

塗料は乾燥させることで塗膜が安定し機能性を発揮することができますので、乾燥時間はとても重要です。各工程ごとしっかりと乾燥させてから作業を行います。(最低乾燥時間は塗料ごとに決まっていますので、詳しく知りたい方は塗料のパンフレットなどを業者からもらってみてください)

下塗りがしっかりと乾燥したら、次は希望色の中塗り塗料です。中塗り、上塗りの塗料は基本的にお客様に選んでいただく塗料です。機能性も耐久性も塗料によって様々ですし、カラーも塗料事に限らていますがお好きなものを選んでいただくことができます。もちろんお客様のお家に適した塗料を厳選してご提案させていただきます。

⑧塗装ー上塗り

塗装の最終工程です。上塗り塗料は中塗り塗料と同じものを重ねることが多いです。塗料にょっては下塗りが必要な塗料や、中塗りと上塗りが異なる塗料もありますので、そういった提案があった場合には必ず塗料のパンフレットをもらって施工実績などを調べてみると安心です。

中塗り塗料と同じ塗料を重ねることで塗膜がさらに安定し強靭な塗膜を形成することができます。すると耐久性はもちろんのこと、塗料に付与されている機能性を十分に発揮することができます。上塗りは表面の塗料になるのでムラがないよう綺麗に仕上げることが重要になってきます。

💡ポイント

外壁や屋根以外の雨樋や軒天、破風や水切りといった部分を付帯部と言います。外壁や屋根の塗装を行う際にはついでに付帯部の塗装も行うとコストダウンができるのでお勧めです。付帯部の塗装の手順は基本的には2工程です。これまでの工程と同じように下地処理や下地調整、養生などを行ってから塗装をしていきます。多くの業者は付帯部用の塗料を使用しますが、耐久性の高い塗料を外壁や屋根に使用した場合は、耐久性を合わせるために同じ塗料で付帯部を塗装することもあります。

⑨タッチアップ・点検

塗装の工程は終わったら、点検とタッチアップ作業を行います。弊社の場合は現場監督と社長が現場の隅々まで点検を行い、不備があったらその場で手直しを行います。

また足場が立っているうちに施主様にも点検いただきます。足場が立っている間はいつでも状態をチェックしていただくことができます。(安全を考慮したうえで必ず業者に一方を入れていただいて上ってください)

⑩足場解体

点検・タッチアップまで無事終了したら足場を解体します。足場を解体する際には架設時同様大きな音が鳴る可能性がありますので、近隣の方への配慮が必要です。

工程毎徹底されていることではありますが、道具の整理整頓や清掃は足場解体時には念入りに行って工事が終了となります。

 

まとめ

塗装工事の工程をお伝えしました。基本的にはこの工程順に進行していきます。施主様は工事中常に監視しているわけにもいきませんので、契約前にどのような工程で進行していくのか、また進捗情報の共有があるかどうか確認をしましょう。

ご不明点やお困りの点がございましたら、いつでもお問合せください🐶

 

記事をご覧頂き誠にありがとうございました。

これからも長野県上田市密着の外壁塗装・屋根塗装専門店「サンテクペイント」を

よろしくお願い申し上げます。

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