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【ラジカル制御塗料】

2021.09.02 (Thu) 更新

こんにちは。
長野県上田市の外壁塗装&屋根塗装専門店の サンテクペイント です

 

本日は、【 ラジカル制御塗料 】についてお伝えさせて頂きます。

ラジカル制御塗料は、新しい技術でラジカルの発生と動きを抑制する特徴があります。現在最も耐久性と価格のバランスが良い塗料です。今回は、ラジカル制御塗料の仕組みと、ラジカル制御塗料のメリット・デメリット、を紹介していきます。

ラジカル制御塗料とは

ラジカル制御塗料は、ラジカルの発生や動きを抑制することで、塗膜の劣化を抑えることができる性質を持った塗料です。

 

ラジカルとは

ラジカルは、塗料に含まれている酸化チタンが紫外線などの影響で劣化した際に発生します。発生したラジカルは、樹脂などにダメージを与えて、塗膜を劣化させます。

 

ラジカル制御の仕組み

ラジカル制御塗料は、高耐候酸化チタンと光安定剤でラジカルの発生を抑制して、塗料の劣化を敷設性質があります。高耐候酸化チタンは、発生したラジカルを閉じ込める役割があり、光安定剤は、高耐候酸化チタンが捕まえきれなかったラジカルの動きを抑制します。

 

 

ラジカル制御塗料のメリット

コストパフォーマンスに優れている

構成の出価格が抑えられており、コストパフォーマンスが高い特徴があります。

 

チョーキング現象が起こりづらい

塗膜は紫外線などで劣化すると、表面に白い粉が付く「チョーキング現象」が発生します。ラジカル塗料は、チョーキング現象の原因になるラジカルの発生を抑制するので、チョーキングが起こりづらい特徴があります。

 

汚れが付着しにくい

光沢があるので、汚れが付着しづらい特徴があります。また、水がなじみやすい「親水性」があるので、雨によって汚れが流れ、汚れが蓄積しづらいです。

 

塗装できる下地が多い

サイディング、金属、モルタル、木部など、様々な下地に塗装をすることが可能です。

 

 

ラジカル制御塗料のデメリット

濃い色はできない

ラジカル制御塗料に含まれる高耐候酸化チタンは、白色顔料なので、濃い色を作ることができません。しかし、濃い色は、酸化チタンがほとんど含まれないので、ラジカルを制御する必要がありません。

 

 

今回は、ラジカル制御塗料について紹介しました。メリットが多く、現在では、最も耐久性と価格のバランスが良い塗料です。そのため、シリコン塗料にかわって主流になりつつあります。色に関して制限される部分もありますが、シリコン塗料と同じコストパフォーマンスを求める方にオススメです。

記事を読んで興味を持った方は他の記事で外壁塗装の劣化症状なども紹介しているので、ぜひそちらを参考に大切なお家の外壁について考えるきっかけにしていただけたら幸いです。何か相談などありましたら気軽にお問い合わせください!

 

 

 

記事をご覧頂き誠にありがとうございました。

これからも長野県上田市密着の外壁塗装専門店「サンテクペイント」を

よろしくお願い申し上げます。

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この記事の監修者

エスラミ セイエッド 海都

外壁塗装・屋根塗装専門店
サンテクペイント松本店支店長

18歳で建築業界に入り、外壁塗装や屋根工事、防水・シーリング工事など、住まいを守る幅広い施工現場で経験を積んできました。現場でお客様と接する中で、「地域に根ざした安心できる塗装店が必要だ」と実感し、25歳で長野県松本市にサンテクペイントを設立。現在は上田市にも店舗を展開し、外壁塗装・屋根リフォームを中心に累計5,000棟以上の施工実績を誇ります。松本市や上田市は寒暖差や紫外線、積雪など建物への負担が大きい地域です。私たちはその土地特有の劣化症状に精通し、建物を長持ちさせる施工を行っています。また、「自社職人施工・自社足場」を徹底し、中間マージンを排除。営業から施工、アフターフォローまでワンストップで対応することで、お客様から「説明が分かりやすい」「安心して任せられる」と高い評価をいただいています。松本市・上田市を中心に、安心してリフォームを任せられる地域づくりを目指しています。